中国で生活をした時、どのような不便なことがあるのでしょうか。
海外で生活をするという事は不便なことがあっても当然なのですが、中国だからこその不便な事というのは一体なんなのでしょうか。
値段がピンからキリまである
中国は発展の目覚ましい国ではありますが、まだまだ発展途上国の地域も多い国です。
つまり、豊かな人もいれば貧しい人もいるという状態です。
例えばもし北京で生活をするとした時、スーパーなどで全てを買い揃えようとしたらとにかくお金がかかります。
また、地元のものはよくわからない、中国製のものでは不安、などということで海外製のものをスーパーやショッピングモールで買おうとしたら、とにかく大金がかかってしまうのです。
それならば中国人がどこでものを買っているかというと、基本的にはオンラインが一般的です。
中国の人はタオバオなどのオンラインで安くものを購入しているため、このようなものの存在を知らないととにかくお金がかかってしまいます。
知らないが故に損をするということがたくさんあります。
もちろん、それらの存在を知っていれば非常に便利なのですが、知らないととても不便です。
クレジットカードが使えないことが多い
先ほども述べた通り、中国はまだまだ地域的には発展途上の国であり、だからこそビザカードやマスターカードなど、世界水準のクレジットカードは審査が通らないという人が少なくありません。
そのため、中国では世界水準のクレジットカードを使う人が少なく、だからこそ、お店がビザカードやマスターカード等と提携をしていないことがほとんどです。
ですから、ショッピングモールなどに行ってもこれらのカードが使えないことが多く、不便に感じることもあります。
もしも長期的に中国に滞在するという場合は銀行口座を開設し、ユニオンペイの銀聯カードを作るとよいでしょう。
ビザカードやマスターカードはほとんどの場所で使えませんが、銀聯カードはほとんどの場所で利用可能です。
病院に電話をしてもなかなかつながらない
病院に用事があり、電話をしようとしても、なかなかつながらないということがたくさんあります。
それが大学病院であったとしても、ローカルな病院だったとしても、同じです。
24時間救急と言われている番号に電話をしても「現在回線が混んでいます」などと言われてしまい、病院に問い合わせるだけでもとにかく時間と労力がかかり、ストレスになります。
ただし、日本語が通じる外資系の病院は比較的すぐにつながります。
もしも中国語や英語が話せるということで日本語が通じない外資系の病院などを利用していた場合でも、緊急の場合に備え、日本語が通じる病院を調べておいた方が良いでしょう。
日本人を対象とした病院の方がサービス精神が高いのです。
まとめ
いかがでしょうか。
中国での生活では日本では考えられないような不便のこともあります。
しかし、不便なものを嘆いていても仕方ないですから、それらをうまく乗り越えるために工夫しなければいけないのです。
むしろ、中国で生活することができればどこの国に行っても困らないかもしれません。