中国の生活費の平均はどれくらいなのでしょうか。
とは言え、中国は北京や上海の都市部と内陸部では全然物価が違いますし、比較することができません。
ここでは、日本人が最も多くいく街と言われる大連の生活費の平均についてお話しします。
家賃
生活費について考えるならば、家賃は欠かせないですよね。
中国では貧富の差が広がり続けており、例えば広いワンルームに4人が暮らしているということも普通ですし、そうかと思えば後からマンションに1人で暮らしている人思います。
大連であっても、中心部に行けば高いアパートが増え、田舎の方であれば安くなります。
日本人が住める程度の家を考えるならば、1LK約30,000円、2LDK約45,000円でしょうか。
もちろん、約15,000円以下の安い物件もあります。
しかし、あまりにも安いものはお風呂やトイレが共有だったり、内装が剥がれていたりしてとても住めたものではない場合もありますから、注意が必要です。
中国人の場合、家賃が収入に比べて高くなってしまうため、ルームシェアをしているということが一般的です。
食費など
食費は自炊をしていれば毎月15,000円から20,000円で十分です。
ローカルのお店に行けば一食あたり約200円から600円ほどで食べることができますし、外資系のレストランであれば1,500円から3,000円位で食べることができます。
ローカルなお店で食べていれば食費も大してかかりませんが、外資系のレストランに頻繁に行ってしまえば約50,000円程度は簡単になくなってしまうと考えましょう。
また、水道代や光熱費、ガス代は合わせて約3,000円程度です。
中国の水道代や光熱費、ガス代は非常に安くなっており、助かります。
しかし、中国では水道水が飲めないため飲料水は購入しなければいけません。
それが約3,000円程度です。
なお、水道水を沸騰させて飲んでいる人も少なくはありません。
通信費
通信費の平均は、インターネットが毎月50元から100元、携帯電話が100元と言われています。
もちろん使用頻度にもよりますし、例えば中国の北京で首脳会談などが行われていたり、全国人民代表大会などが行われていたりしてインターネットの接続が悪い場合はとにかくお金がかかる傾向にあります。
また、中国はインターネット規制が行われており、YouTubeやFacebook、Twitterは閲覧できません。
そのためにプロキシーの契約が必要となりますが、そのプロキシーを使えばなおさら接続が遅くなる傾向にあります。
ですから、通信費はあくまでも参考です。
まとめ
いかがでしょうか。
先ほども述べた通り、中国は地域によって収入も物価も全然違いますから、簡単に平均の生活費を述べることができません。
しかし、中国でも日本人が多いと言われる大連でこの程度ですから、地方に行けばもっと安く生活することが可能ですし、上海や北京に行けばもう少し高くなるでしょう。
もちろん地方に行けば、収入が低くなるということも覚えておかなければいけません。